1月4日になリましたね。
大発会も人生で初めてみました。
嬉しいですね〜日経平均500円以上UP!
明日がどうなるかドキドキです。
初のZyaibrary(ジャイブラリー)企画!
今回は初めてのジャイブラリー!
Zyaiとlibrary(図書館)を合わせてジャイブラリーです!
読んだ本の要約+教育に活かせる方策をご紹介していきたいと思っています。
Contents
記念すべき第1冊目
記念すべき1冊目は
「人生の勝算」著:前田裕二
「SHOWROOM」を立ち上げた若き起業家の前田裕二さんの著書です。
概要
お金を稼ぐために始めた路上ライブで、少年は人生とビジネスの本質を知った――。人は絆にお金を払うと気づいた少年期から、ニューヨークで奮闘した外資系銀行員時代、仮想ライブ空間「SHOWROOM」立ち上げ前夜、SNSのもたらす未来、己の人生のコンパスまで――。大注目の若き起業家が全力で綴った、魂が震え、涙が溢れるビジネス書。
出典:Google books
自分力にもできるし、子どもたちに教え伝えることもできる一冊です。
教育にいきるポイント
①人は「もの」より「こと」にお金を払う
現在は「もの」に溢れています。溢れているからこそ、人は質の高い「もの」よりも唯一無二の「こと」により惹かれます。
筆者は少年時代、お金を稼ぐためにストリートミュージシャンをしました。
その経験の中で、たくさんの人に聞いてもらうためには
自分のオリジナル曲<有名な曲
という解を導き出しました。
さらに、お客さんのリクエストに答えて歌うことがより効果的であることを知りました。
しかし、ときには歌えない曲をリクエストされることがあります。
そんなときには、「来週の同じ時間また来てくれますか?」と話し、1週間猛練習して当日を迎えます。
すると、そのお客さんは必ずその場に帰ってきます。
そして、自分のために練習してくれた歌という「付加価値」に対して普通以上のお金を払ってくれます。
歌(もの)であれば、アーティスト本人に勝ることはできません。その気になればストリーミング再生してしまえば終了です。そこに、目の前の少年が自分のために一生懸命練習してくれたという事実(こと)が加わり大きな価値を生み出します。
この「こと」は、経験とも言い換えることができます。
②空白を作る シャッター商店街でスナックが潰れない理由
ここで言われる「空白」とは人の欠点や至らないところを示しています。
不完全であったり、失敗しているくらいの方が周りから応援されやすくなります。
そして、「自分がなんとかしてあげたい」という人の欲望をくすぐることができるのです!
シャッター商店街(お店が潰れてしまいシャッターが閉じた店が多い商店街)が増える中で、人の入っていなそうなスナックはなかなか潰れません。
それはなぜなのか?
それはお客さんが、美味しい料理やお酒ではなく、ママとの会話や仲間意識の芽生えたお客さんたちとの時間を過ごすために店に通うから。
すぐ酔い潰れてしまうママを介抱したり、お店での争いをお客さん同士で止めたり、スナックのお客さんがスナックのサポーターに変わり、彼らにとってスナックが「自分ごと」になっていくことで経営が成り立ちます。
AKBグループも同様の戦法で人気を博しました。
たくさんのメンバーがいるため人気がないと選抜メンバーになれない
選抜に入るために努力姿がある、失敗する姿がある
乃木坂46のようにビジュアルを第一に置かない
劇場公演や握手会など、「会いに行ける」というコンセプト
総選挙による、ファンの意見を反映した選抜メンバー
このようにファンにとってアイドルが身近な存在にあるからこそ、「推しメン」に熱狂的にハマる人たちを生み出していきました。
私も学生時代、SKE48やHKT48にハマりましたが、
握手会に行くとファンのボスのような人がいたり、特攻服を特注している人がいたり
普段では味わえない異質の空気を味わった記憶があります。
子どもたちには、できないことがあるのは悪ではない、失敗することも悪ではない。一生懸命やっていれば応援してくれる人がいる。不完全な自分をさらけ出していこう。と伝えていきます。
③人に愛される力より人を愛する力をつける
×人に愛される=他者中心の生き方
⇨自分でコントロールできない
○人を愛する=自分中心の生き方
⇨自分でコントロールできる
世の中では、人に好かれる方法が重視されており、関連書籍もよく見かけます。しかし、好きになるかどうかを判断するのは相手(他者)です。自分にはどうすることもできません。だからこそ、自分にコントロールできること、人を好きになることが大切です。
7つの習慣でいう「影響の輪と関心の輪」
アドラー心理学でいう「課題の分離」です。
何を大事にするべきかを伝えるのに役たつマインドセットです。
おわりに
いかがでしたでしょうか、前沢さんの著書については「メモの魔力」も愛読し、参考にメモをとっています。今ではA6サイズのノートが常に手放せないくらいメモ魔になりました。この1冊は、自伝調で書かれているのですらすらと読めます。私の力不足で、もっともっと魅力的な内容もあるのに紹介できていません。ぜひ読んでみてください!
読んで欲しい人
・ビジネスを興したい人
・やりたいことがまだ見つからない人
・大金持ちになりたい人