年も暮れてきましたね!
あと2日で2021年も終了!あっという間ですね・・・
今日は私の生きる上での目標であり、自分が教壇にたち子どもたちに教えてあげたい
HICKのうち【I】🙋♂️ Independence 主体的に生きるについてご紹介したいと思います。
今回は比較的、教育論的な話になってしまいますが思いを込めて書きます!
様々な視点からご意見いただければ幸いです🙇♂️
HICKってなんやねん?という方にはぜひこちらをご覧いただきたいと思います。
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Independence (主体的に生きる)
Confidence (自信をもって生きる)
Keep learning (よりよく生きるために学び続ける)
Contents
乾いていない子どもたち
最近1番に感じることは「生徒たちが学びに飢えていない」ということです。
4月のはじめ、授業をしていても「新しいことを知れる!」というワクワク感を持っておらず、ボケーっと聞いている子たちの多いことにびっくりしました。
また、学校行事についても、自分たちで何かしようという雰囲気はなく、ただ先生や学級委員の指示に従って動くだけの姿がありました。
生徒たちの口癖は、「〇〇のせい」学校や先生たちに批判的で何をするにしても誰かが悪いと考えるマインドセットを持っていました。
こんな状態になっているのは子どもたちのせいでしょうか?
私は違うと思います。
今の学校教育や社会に原因があるんだと痛感しています。
子どもたちに多くのものを与えすぎているのです。
授業
教師による一斉指導⇨情報は得ようとしなくても勝手に入ってくる行事⇨先生の指示に従えば当たり障りがない部活⇨監督の言うことを守っていれば怒られないし、上手になれる
生活⇨インターネットを見ればどんな情報でも知れる
世の中には情報が溢れすぎていて、子どもは大人から知識や指示を貰えば特に問題なく過ごしていけます。
子どもたちは自分から何かを得ようとしなくても、お腹に入りきらないほど与えられてしまうのです。
やらされるでは脳みそが汗をかかない
勤務先の校長(尊敬できる上司)が「脳みそに汗をかかせる」教育をしましょう。とよく話します。
脳みそが汗をかく、一体どんなことなのだろうか?最初は、難しい問題を出して悩ませることか?などと考えていましたがそうではありませんでした。「脳みそに汗をかかせる」=「自分の頭で考えさせ、たくさん葛藤させる」ことだと捉えています。
与えられる教育では、生徒たちはやらされる状態になる
校則になっているから、ルールを守る(守らされる)
練習メニューで決まっているから、ランニングする(走らされる)
先生が黒板に書いているから、ノートに書き写す(書かされる)
宿題が出ているから、やる(やらされる)
やらされる状態を続けると他者中心の生き方になる
「誰かに言われたからやる」を続けていると、行動を起こす動機が他者になります。
すると、自分の行動に責任を追う必要がなくなります。
うまくいかないのは自分の責任ではなく、やらせた他者が悪いと考えるからです。
試合で勝てなかった⇨メニューを作っている監督が悪い
テストでいい点数を取れなかった⇨先生の教え方が悪い
行事で優勝できなかった⇨仕切っていた先生や学級委員が悪い
クラスの雰囲気が悪い⇨担任が悪い
職場でうまく成績が出ない⇨上司が悪い、周りの環境が悪い
生活が豊かにならない⇨国が悪い
このマインドセットが植え付けられた人はよりよく生きていくことができるでしょうか?
私はできないと考えます。
何か逆境に立たされた時に、現状を変えようという発想ができないからです。
周りのせいにして、甘んじて受け入れることしかできない人間になってしまうからです。
こんな生き方がよりよく生きる生き方でしょうか?
私は子どもたちにこんな生き方をしてほしくない。
だからこそ、逆境に立たされた時に、自分に責任を持って考えに考えて「脳みそに汗をかき」、行動し、乗り越えられるような人間に育って欲しいです。
「与えられる勉強」から「つかみとる勉強」へ
そのための第一歩として大切なのが学校を「楽しい」場所から「楽しむ場所」場所へと発想を転換させることです。
「学習指導の「足並みバイアス」を乗り越える」の著者、渡辺道治さんが本書の中で述べています。
楽しいは誰かに与えられるもの
楽しむは自分で見つけるもの
遊園地はただ中にいるだけでは楽しくない、自分でアトラクションを選んで乗るから楽しいんだ
学校での生活も、誰かから「楽しい」を与えられるのではなく、自分で「楽しむ」に変えていく必要があります。
「楽しむ」が最強の理由
楽しいは与えられるものであるため、自分ではどうこうできません。
しかし楽しむは自己本位であるため、どんな状況でも自分次第で「楽しむ」ことができます。
他者や周りの環境に関係なく、「楽しめる」人間はどんな逆境にいようと人生と向き合うことができます。
主体的に生きる子どもたちを育てるために自分自身は?
主体的に生きる子どもたちを育てるために私は2つしていくことがあります
①主体的な教育のインプットとアウトプット
まずは、全世界の主体性を育む教育についてインプットする。
それを職場でアウトプットすることで環境を変える。
そのために、読書やセミナー参加などに取り組んでいます。
②自分でやると決めたことにチャレンジする
ブログ、筋トレ、運動、読書などやると決めたことを継続して、自分自身がモデルケースになる。
こんなことを考えながら生きています💪
そしてブログでも学びをアウトプットしていきたいと思っています!
挑戦には「成功」か「成長」しかない
江戸時代、米沢藩の藩政改革を行った上杉鷹山さんの言葉
この言葉すごく好きです。しかし、ちょっとスパルタかと思いクラスではこの言葉を少し変えてじゃい流で伝えています。
🙋♂️Independence 主体的に生きる とは
私の考えは物事を「自分ごと」に捉え、目標に向かって挑戦し続け、成長していく生き方です。
「成功する最速の道は失敗率を2倍にすること」 byトム・ワトソン
人間が成長していくためには、たくさん挑戦して失敗を重ねそこから多くを学ぶことが大切。
だからこそ、自分自身もたくさん挑戦して失敗しまくります!
ブログもその1つ。主体的に生きる人間になるために頑張ります!