まず初めに、教員採用試験を突破した皆さんおめでとうございます✨
共に日本の教育を支える仲間が増えて本当に嬉しいです
今皆さんはどんな気持ちですか?
😊子供たちと過ごす心躍る日々が今から待ち遠しい人
😥合格したけれど「本当に教員でいいのかな」と心の中で葛藤している人
その思いは人それぞれですよね、じゃいは実は3番目タイプでした。
Contents
皆さんはどうして教員になろうと思いましたか?
・子供が好きな人
・教えることが好きな人
・自分がしていたスポーツの顧問になって活躍したい人
・金持ちにはなれないけど安定した収入を得られるからと教採を受けた人
・地元に戻ってある程度の仕事をするために教員を選んだ人
・就職活動に悩みに悩んで最終的に試験が一番遅い教員採用試験を選んだ人
志望した理由も人それぞれだと思います。
私は新卒で教員採用試験に合格し現在教員として5年目を迎えていますが大学4年生の教員採用試験までの日々を思い出すと…
民間や地方公務員を目指す友達の内定が決まっていくのを横目に
毎日大学の図書館に通って朝から晩まで勉強して
空いた時間で教採を受ける仲間と面接や集団討論の練習をして…
地獄のような日々だったことをいまだに覚えています笑
絶対に忘れないで欲しいこと
教員採用試験は努力をしなければ絶対に受かりません
二次試験の面接は教員としての素養がなければ絶対に受かりません
(こんな書き方をしては失礼ですが、昨年新卒で採用された後輩と二次試験で落ちて新卒で講師をしていた後輩を見ていると、挨拶や姿勢といった部分で「ああこういうところの差なんだな…」と思うことが多々ありました。)
あなたが受かったのは偶然ではありません。必然であり運命です
だから誇りをもってくださいb 4月から自信を胸に教壇に立ってください
試験が受かった12月ごろの自分は何を考えていたかなと思い出すと
「教員になるために何か準備できることはないかな」
と考え、かといって何をしていいかわからず悶々としていました。
ICT教育を積極的に取り組めるようにiPad proを買いましたが今では寝る前のYouTube専用機になっています(場所によりますが学校では許可を得ないと自前のPCやタブレットは持ち込めません笑)皆さんにもここから卒業まで、何かしないといけないんじゃないかと不安に思っている人もいるのではないかと思います
そこで今回は4月から教員となる大学4年生が教壇に立つまでにやっておくべきこと3選、そしてやるべきではないことを1つお伝えしたいと思います。
この記事でわかること
4月から教員になる大学生が卒業までにすべき3つのこと
①読書
1つ目は読書です
特に自己啓発本やビジネス書を読むことをお薦めします
自己啓発本、ビジネス書は大学生だといわゆる「意識高い系」の人が読んでいるイメージのもので毛嫌いされるものかもしれません(ステレオタイプ強め)
しかし読んでいくと人生とは何か、生きていく上で大切な考え方は何か、自分自身の生きる指針が見えてきます。
また、自分に自信がもてるようになったり、自分自身の軸が生まれてきます。
生徒を指導する時の基準、保護者対応、同僚との関わりなど、教員として生きていく中で、自分の軸がはっきりしていないと乗り越えるのに苦労する場面がたくさんあります。
また、生徒が悩んでいる時に本を読んで学んだことをフィードバックしてあげることで救ってあげることができます。私自身読んだ本の言葉を借りて悩んで休みがちだった生徒が毎日学校に来るようになった事例もあります。
読書は
・自分の考えを深める
・自己肯定感を高める
・教え子を救う
・1日数分から始められる
・値段が安い
コスパ最強の自己成長ツールです
あまり本を読まないという人は是非「嫌われる勇気」から読んでみてください!
この本は教員としての自分のまさしく羅針盤になっている本です。
人との関わり方や、物事の捉え方を教えてくれる本です。
自分に自信がない人や、自己肯定感の低い人を救ってくれる1冊となっています。
ただ悲しいかな、人間は人から薦められた本をあまり読もうと思えない生き物
なので今読まなくても、是非頭の片隅に留めておいて
教員になって悩んだり、苦しんだりした時に是非読んでみてくださいb
これからもおすすめの本を紹介していきたいと思います。
②お金の勉強
2つ目はお金の勉強です!
かっこいい車に乗りたい
大きな家に住みたい
ブランドの服をたくさん買いたい
毎年海外旅行に行きたい
働くからには自分で稼いだお金で色んなことをしたいという思いがあるかもしれません。
教員は公務員であるため年功序列的に等級が上がり給料が増えていきます。
教職員評価制度というものができ成果主義的昇給もありますが、
安定した職であるのが強みです。
経済的に安定はしていますが決して裕福な仕事ではありません。
あくまで体感ですが「贅沢をしなければ不自由なく生きていける仕事」だと思います。
先日妻と知り合いのライフプランナーさんにプランニングしてもらったところ共働きで生活して行けば、家の購入や教育費用、定期的な車の買い替えなどを行っても問題はないだろうと助言をいただきました。
将来結婚をしてパートナーが専業主夫や専業主婦となり自分1人の収入だけで生計を立てるとなると、多くの我慢が必要になってくるかもしれません。
自分のやりたいことを全て実現するのは難しくなります。
そこで是非、お金の勉強をしてください。
教員としての収入はどんなに頑張っても伸び代が限られています。
だからこそ入ってくるお金をうまく増やしていく必要があります。
出ていくお金をうまく減らしていく必要があります。
そこで大学4年生の皆さんにお薦めしたいのが
つみたてNISAとiDeCoです✨
今からマネーリテラシーを高めて自分のお金が働くようにしていきましょう!
詳しい話についても【✨Hope】のジャンルに書いていきたいと思います。
お金を増やすことに興味がある人は、是非この2つの本を読んでみてください。
入り口としてもってこいの本になっています。
③ 思いっきり遊ぶ
やっておくべきこと3つ目は思いっきり遊ぶこと。
「こいつ何言ってんだ?」と思うかもしれませんがこれが1番大切です。
子供たちが一番目をキラキラさせて話を聞いてくれるのは
何より教師の昔の話、経験談です。
ただダラダラ部屋にいたり、何となく友達と飲みにいくのではなく、
旅行に行ったり、面白い企画を考えてチャレンジしたり、
時間がある今しかできないことをたくさんして子供たちに話してあげてください!
今はコロナもあり、なかなか遠出をすることは難しいかもしれません。
📸近場の観光地に行ってみたり
🏯歴史的施設をみてみたり
🤸♀️バンジージャンプしてみたり
🏐新しいスポーツを始めてみたり
自分にしか語ることができないとびっきりの経験を子どもたちに伝えてあげてください!
ちなみにじゃいは鎌倉を1人歩きしたりしました。(頼朝のお墓、場所わかりにくすぎた・・・)
4月から教員になる大学生が卒業までにすべきではないこと
授業の準備
教員になるのにすべきでないもの堂々1位は授業の準備です。
4月から働きだすために少しづつ教科書を読んで板書計画を立てようなんて思っている人、いるんじゃないでしょうか?
今やるべきことが分からず不安な人が一番手っ取り早く始められることなので、多いんじゃないかと思います?
授業を作るのが好きで趣味としてやっている人を否定するつもりはありません。
好きでやれることは素敵なことですどんどん進めていいと思います💪絶対にその人の武器になります!
しかし、小学生の夏休みの宿題のように「やらなきゃいけないな」とおもって嫌々やっている人は全くやる必要ありません。
やらなくていい理由は2つ
1つ目・・・どの会社の教科書や資料集を使うか分からないから
⇨教科書や資料集によって授業が変わってはいけませんが、板書は変わります。一度作ったものをわざわざ教科書や資料集のために作り直すのは非効率的です
2つ目・・・どの学年の担当になるか分からないから
⇨違う学年の板書計画を作っていても今後のストックになりそうと思いますが、きっと初任研で授業をボコボコにされ、ストックしていたところもほぼ1から作り直すことになります(今年の自分の後輩がそうなりそうです)。
このようにマイナスになることはありませんが、一言で言うとコスパが悪いです。
だからこそ、今しかできないことに100%全力投球してみてください!
おわりに
いかがだったでしょうか?割とシンプルで当たり前のことだったかもしれません。しかし、その当たり前のことが大切。凡事徹底。継続こそ力なりです。中には、卒論作成に視力を尽くしている方もいると思います。4月からの新しい人生のスタートに、期待と不安を心いっぱいに詰め込んで、今を大切に突き進んでください。大丈夫です、周りには助けてくれる素敵な先輩方がいます。少なからず、私じゃいは味方です!残りの大学生活を素敵な日々にして行ってくださいねb