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【実体験】教員を辞める3つのメリットと2つのデメリット

Zyai
Zyai
こんにちは!じゃいです!

初めましての方が多いかと思うので簡単に自己紹介をしたいと思います。
じゃいと申します!アラサー既婚男性です笑
2023年3月に6年間勤めた公立中学校教諭を退職し、4月から都内の人材系ベンチャー企業に転職しました。
学舎から旅立ち1年。教員を辞めてみて感じたメリット、デメリットをご紹介したいと思います。

教員として子どもたちと過ごす日々は今思い出しても毎日が新鮮で非常にやりがいのある毎日でした。
一方で、子どもたちと関わらない仕事が多すぎたり、お金が発生しない業務があったりと納得のいかない働き方もたくさんありました。

現在教員を続けるか悩んでいる方にとって少しでも参考になると幸いです!

この記事で分かること
✏️辞めて1年経って感じる教員を辞めるメリット
✏️辞めて1年経って感じる教員を辞めるデメリット
✏️今辞めるか悩んでいる人はどうすべきか?

教員を辞めて感じるメリット

①学級経営の精神的負担がなくなる

教師としての大きなやりがいの1つである学級経営。
酸いも甘いもある、最高にやりがいのある時間。
私自身、学級経営が大好きでした。
しかし、やった人にしか分からない土日になっても続く心のヒリヒリ感があると思います。
平日もトラブルが起きた時にどう対処するかなど常にリスクと隣り合わせの毎日。
今、離れてみてあのストレス感、ヒリヒリ感を感じずにいられているのは精神衛生的にありがたいなと思います。

②部活動がなくなる

教員志望する人の減少を招いている一因でもある部活動。
改革が進んでいるとはいうものの、平日の勤務時間外の指導、土日の指導はかなりの負担です。
部活指導が好きな先生からしたら全く苦ではないかも知れませんが、多くの教員にとっては負担になっています。
土日に部活がなくしっかり2日間休めるのはめちゃくちゃありがたいです。

③残業代という概念が生まれる

教員は特給法により、給料の4%が上乗せされる代わりに
残業代が出ない給与体系になっています。

これ・・・サブスクと同じ仕組みです
教員は追加料金を4%払えば
定額働かせ放題
なんです
Netflixと同じです
定額払えばコンテンツ見放題

2023年の夏に改正案が出され教職調整費を上げようと提言がされています。
4%→10%
増えはしますが、定額働かせ放題であることに変わりはありません。
一般企業に転職することでここがクリアになるのは正直かなり大きかったです。

おまけ:リモートワークが活用できるようになった

教員は生徒がありきの業務形態のためリモートワークできません。
また、学校の固定されたタイムスケジュールで1日が進ためフレックスも活用できません。
転職先にもよりますが
制度としてリモートワークができる会社
体調不良や家庭の事情でリモートワークを活用できる会社
さらにフレックス勤務が可能な会社もあります
私の会社はフレックスなし、リモート事情がある場合可能ですが、
それでも教員時代に比べると柔軟な働き方ができている実感があります。

教員を辞めて感じるデメリット

①長期休暇がなくなる

教員を辞めて一番に感じるデメリットはやはり長期休みがなくなったことです。
教員時代は
夏休み期間があったとしても普段の業務量に対して割に合わないよ・・・
と思っていましたが、
今となっては
あの一息つける時間がめちゃくちゃありがたかったなあと痛感しています
私は今転職エージェントをしていますが、
いわゆる追うべきノルマがあります。
このように数字を追う営業ポジションだと
1ヶ月全力でやり抜いて終わると
また次の月は数字0からスタート
一息つきたい・・・となることがしばしば
一般的に年間休日120日以上はホワイトと言われていますが、
年間休日120日は土日祝休み、お盆休みや年末年始の休みはカレンダー通り
年末年始休みは5日、お盆休みについてはほぼありません。
教員(公務員は)特別休暇が数日あることを考えると少し恋しくなります・・・

②給料が下がる

2つ目は給料が下がることです。
新卒から教員をしていた方にとって、他の職種はすべて未経験。
育成を前提とした採用となるため、当然年収は下がります。
一般的に転職後の年収は
300万〜450万
くらいになることを想定するといいかと思います。
実際私も年収は70万近く下がりました。
しかも賞与はほぼありません。
うちの会社は業績連動型の賞与で
今年は5万円のみ・・・

そして、転職のサポートをしている中で1つ分かったことがあります。
教員は給料かなり貰えてます
求職者で20代で500万近くもらっている人はそうそういません。
自分は教員時代28歳で500万くらいもらっていました。
上場企業や大手企業、
等比的に利益が上がるビジネスモデルの企業は例外かも知れないが、
一般職で500近くもらえるのはめちゃくちゃ恵まれています。

転職を本気で考えるのであれば
「給料が下がっても生活していけるか?」
を自分の家計を見つめ返して考える必要があります。

悩んでいる人がやるべきこと

教員を辞めるか悩んでいる人がいたらぜひしてほしいことがあります。

①転職を前提とした家計の見直し

教員からの転職は未経験職種へのチャレンジになるため十中八九年収が下がります。
自分の家計を見直し、チャレンジ可能かどうかを確認しましょう

②教員を辞めることで何を解決したいのか明確にする

教員を辞めたいと感じているということは、
現環境への不満を取り除きたいという思いがあるということです。
改めて何が嫌でそれをどう解決したいのか言語化してみましょう。

③情報をたくさん集める

転職エージェントに登録する

自分1人で悩んでいてもなかなか答えは見つかりません。
教員を辞めるかどうかも含めてまずはエージェントに相談するのがいいかと思います。
基本料金は全くかからないので休みの日などで面談を予約してみましょう。
私自身教員から転職するのにエージェントを2社活用していました。
ただし、エージェントにとっては皆さんが売上につながる商品になります。
口車に乗せられて調べもしていない企業の選考を受けるのは辞めましょう。
エージェントの裏側については後ほど記事にさせていただきます!

転職関係の本を読む

自分は転職前に自分に向いている仕事は何か?
どう転職をすればいいのかなどたくさん本を読みました。
参考になった本を下にリストアップしてみます。参考にしていただけると幸いです!

 

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