大人の君が本を読むきっかけになったのは
「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本でした。
その中にあった言葉が今回のタイトルです。
周りの目がすごく気になる君にとって
きっとすごくセンセーショナルな響きだと思う。
小学生でいじめにあった君は
周りの人の表情を見て行動を選ぶ癖ができた。
好きな子の顔も苦手なあいつの顔も。
みんなが自分のことを嫌いにならないか
自分を悪く思わないか
いじめられるんじゃないか
そんなことを気にして生きている。
でもさ、
どいつもこいつもみんな自分が可愛いんだよ
周りの奴のことなんて大して見てないよ。
自分のことばっか気にしてる君とおんなじ。
先生が髪を切っても気になるのは一瞬。
隣のあの子が鼻をかんでいても気にならないでしょ？
でも彼女は花粉症で鼻をかむ音を
すごく気にしているかもしれない。
周りを気にしてるとさ
それだけでエネルギーをすごく使っちゃう。
大丈夫、今から話す1つのことだけ守れば
もう周りを気にしなくてよくなる。
人が嫌がることをやめよう。
己の欲せざるところ人に施すことなかれ。
孔子が言った言葉、暗誦できるでしょ？
自分がやられて嫌なことを人にしない。
人を悪く言うのをやめよう。
人と仲良くなるために陰口を言うのをやめよう。
人をいじることで笑いを取るのをやめよう。
何人たりとも人を傷つける権利はない。
自分に過失がある状況を作らないこと。
そうしないためにも可能性をつぶそう。
悪気のない言葉が相手を傷つけてしまうこともある
意図せず傷付けてしまったなら、
すぐに心から謝罪をしよう。
友達と悪口で盛り上がっても絶対に自分は言わない。
嫌われる心配はすごく少なくなるよね。
それでも嫌なことをしてくる奴は
人の嫌なことがしたい病気
そう思ってスルーすればいい。
人事を尽くして天命を待つ。
できることをやってあとは気にしない。
俺のことを嫌いだったある教え子は、
生理的に受け付けないって言っていたらしい。
それは自分にはどうすることもできないよね。
自分にどうにかできないことは心配しても損、損。
自分にコントロールできることに集中しよう。
相手の態度や行動を変えることはできない。
自分の態度や行動は自分にしか変えられない。
君の人生は自分でしか歩めないんだよ。
周りに嫌われるかどうか
自分にコントロールできる？
今の君なら分かるよね。
自分の顔を気にしているのは自分だけ。
どう思われるかではなく
どう思うかを大切に、今日も笑顔でいこう
